中国道リニューアル Q&A

Q．中国自動車道（中国道）はいつ開通したの？

A．中国道は、大阪府吹田市にて1970年3月～9月に開催された大阪万博に合わせて、同年3月に吹田JCT～中国豊中IC間が、また同年7月に中国豊中IC～宝塚IC間が開通しました。その後も建設が進められ、1983年に吹田JCTから山口県の下関ICまでが全線開通し、関門橋を介して関西と九州が初めて高速道路で結ばれ、西日本の物流や人の移動を支えてきました。
Q．なぜリニューアル工事が必要なの？

A．関西都市圏の中国道は、開通から間もなく50年を迎えます。開通後の交通量の大幅な増加や車両の大型化、凍結防止剤の散布などにより橋梁などの構造物の損傷が進行しています。これまでの部分的な補修・補強の繰り返しでは、高速道路の長期的な安全性や耐久性の確保が困難になりつつありますので、抜本的な対策としてリニューアル工事を進めていきます。
※詳しくはこちら
Q．リニューアル工事はどのような工事なの？

A．橋梁やトンネル、のり面などの道路構造物を対象に、長期的な安全性や耐久性を確保することを目的として、耐久性に優れた部材への取り替えや補強などを大規模に行う工事です。
Q．これまでの工事とは何が違うの？

A．リニューアル工事では、主に橋梁の桁や床版など路面を支える主要な部材を取り替えていきますので、これまでの工事よりも長期間、大規模な交通規制が必要になります。
Q．工事をすれば高速道路はどう変わるの？

A．耐久性に優れた部材への取り替えや補強などにより安全性や耐久性が向上し、より長く安心して高速道路をご利用いただけるようになります。
Q．工事期間中はどのような影響があるの？（交通規制はどのように行うの？）

A．工事を行う中国道や工事区間周辺の一般道路において、通行止めや車線規制などの交通規制を行います。規制期間中は高速道路や一般道路が大変混雑することが予想されますので、う回や公共交通機関のご利用をお願いします。なお、交通混雑期（年末・年始、ゴールデンウイーク、お盆）に交通規制は行わない計画です。
Q．中国道の交通規制はいつ行うの？

A．令和2年度は、吹田JCT～中国池田IC間において、6月12日（金）0時～6月28日（日）朝5時まで終日通行止めを行います。また、令和3年度以降の工事規制の区間や時期につきましては決まり次第お知らせします。
Q．交通規制や工事のお知らせはどのように行うの？

A．中国道リニューアル工事の専用ウエブサイトを開設し、交通規制の詳細やう回ルート、渋滞予測、リアルタイムの所要時間、工事の進捗状況などをご案内していきます。また、テレビ・ラジオ・新聞などのマスメディアやインターネット、公共交通機関、道路の情報提供設備などを活用し、より多くの皆さまへ交通規制の情報をお伝えしていくよう計画しています。